オオイヌノフグリ 2017.1.2
明治の中ごろに渡来した外来種です。ルリ色の小さな花は、早春の花として各地で定着しているようです。朝夕が冷え込む中、陽だまりでは早や愛らしい花がみられました。
ノゲシ 2017.1.2
陽だまりを探ってみると、ノゲシの黄色い花も開いていました。葉が赤茶けていますが、寒い時期が過ぎると緑色の葉が出てきます。暖かくなると上水沿いではふつうに見られます。よく似たオニノゲシは、葉の形の違いと葉に鋭く痛い棘があることなどの違いがあります。
ウグイスカグラ 2017.1.7
上水路にあるウグイスカグラの多くは3~4月に咲きますが、中には正月早々に細々と花を開くものがあります。この頃はまだ葉も出ていません。上向きに咲く小さい花は数が少ないためあまり目立ちません。
菜の花とミツバチとハエの仲間 2017.1.10
風もなくポカポカ陽気に誘われ、小平グリーンロードを歩きました。傍らで咲き始めた菜の花にミツバチとハエの仲間が花粉、蜜を求めて飛んできました。真冬とはいえ咲いている花を目ざとく見つけるようです。
カントウタンポポ 2017.1.10
グリーンロードの馬の背の南面は陽だまりでした。そこの茶色い枯れ草の間からいち早くカントウタンポポ二輪が顔を出していました。この場所の春は早そうです。
ナミテントウ 2017.1.20
「ナミ」とは普通にいるテントウムシの意味でしょうが、黒地に大きな赤紋(数は二つとは限らない),赤地に小さな黒紋(数も多様)などの変異が多用で一見別の種に見えることがあります。種々の紋を持つ数十匹が集団越冬するそうです。このときは樹皮の裏にいたのは1匹だけでした。
ナカボシカメムシ 2017.1.7
ケヤキの樹皮の裏に大きさが約1cmのカメムシが潜んでいました。羽の部分が銅色のものもいてなかなかきれいです。クヌギやコナラの樹液を吸います。成虫がケヤキの樹皮裏で越冬することが知られています。
イチモジフユナミシャク(雌) 2017.1.10
サクラの幹に何か白いものが…、近づいて見ると冬に活動するフユシャクガ(通称)の雌でした。翅は退化して小さく飛ぶことができません。翅に一の字模様がある雄は飛べます。メスはフェロモンを放ちオスを誘引します。
ウスキホシテントウ 2017.1.20
樹皮の裏には体長4mmほど、ナミテントウの約半分の大きさの黒地に淡黄の斑紋のテントウムシがいました。越冬中でしたが日が当たるとゆっくりと動きました。ナミテントウと同じく成虫、幼虫ともアブラムシを食べます。
ヨコヅナサシガメ(幼虫) 2017.1.2
成虫の体長約2.5cmになる大型のサシガメの幼虫です。サクラの幹の穴で集団越冬中を暖かい日差しに誘われ数匹が這い出ていました。幼虫のうちから昆虫やクモなどの体液を吸って成長します。人を刺すことがあり要注意です。
ダイサギ 2017.1.10
今冬も玉川上水に来ました。
ウグイかオイカワと思われる小魚を一瞬の早業、一刺しで捕らえました。嘴にはさまれて跳ねていた魚の動きが鈍くなると、くわえなおしつつ奥に運び飲み込みました。
ダイサギ 2017.1.10
ダイサギは全長(嘴の先端から尾羽の先端まで)が80~90cmもある大きなサギです。上水に降り立ちしばらく様子を伺ってから小魚を狙い始めました。
コゲラ 2017.1.10
玉川上水で見られる身近なキツツキです。秋にはマユミなどの黄の実をついばむのをよく見かけます。この時期は幹や枝を伝い、突っつきながら一生懸命虫を探していました。
エナガ 2017.1.10
長い尾羽と小さな黒い嘴、目がくりくりとしたかわいらしい鳥です。今の時期、チッチ、ジュルルと鳴きながら木から木へと群れで飛び交っているのをよく見ます。
メジロ 2017.1.10
花の蜜や木の実を食べるとき逆さになったり、細い枝にぶら下がったりさまざまな仕草がとてもかわいいと思います。白いアイリングもおしゃれです。雑食性で意外にたくましいようです。
キセキレイ 20170.1.10
東大和駅付近のグリーンロード脇に小さな流れでいました。スマートな体型と黄色い腹部がきれいです。水辺を好みここでは小魚や小エビを捕らえていました。
アトリ 2017.1.20
北方から飛来し日本で越冬する渡り鳥です。落葉の下の餌をあさっていた群れが、不用意に近づいたため一斉に樹上に舞い上がってしまいました。曇天で色が見えませんが、嘴の下から胸にかけての橙色が目立ちます。