道家哲平(どうけてっぺい)

(公財)日本自然保護協会 国際担当主任/IUCN日本委員会事務局。1980年生まれ。千葉大学大学院文学修士(哲学)。

生物多様性条約のNGO における第一人者。国際的な情報収集・分析を行い、日本の生物多様性保全の底上げに取り組んでいる。2010年愛知県で開催された生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)では、NGO グループの全体運営を行う。現在は、2020年までに日本から愛知ターゲットの達成を目指し、国内外の企業や団体、自治体など多分野のセクターのネットワーク化を行いながら、地域や企業の生物多様性戦略、「にじゅうまるプロジェクト」、UNDB-Jなどの生物多様性保全事業を推進。

 

新里達也(にいさとたつや)

1957年9月、東京生まれ。農学博士。技術士。現職は㈱環境指標生物代表取締役。

専門は昆虫類(カミキリムシ科甲虫)の生物学。東アジアをフィールドに世界的視野で研究活動を続けている。現・日本甲虫学会会長。また、保全生態学を背景にした野生生物の実態調査や保全計画では30年余の実務経験をもつ。日本獣医生命科学大学、武蔵野大学ほかで保全生態学や環境アセスメントの講義をもつほか、地方自治体や民間企業における講師・委員を務める。主な著書に「日本産カミキリムシ(共編)」、「カミキリ学のすすめ(編著)」「野生生物保全技術第二版(共編)」、「技術士ハンドブック(分担執筆)」などがある。

 

 

松沢友紀(まつざわとものり)

 昭和47年、東京都田無市(西東京市)出身。中学高校時代は生物部に所属し、小平市の緑地研究で第33回全国学芸科学コンクール金賞、江崎玲於奈賞、テレビ朝日特別賞等を受賞。高校卒業まで玉川上水付近で過ごす。筑波大学第二学群生物学類卒業後、東京大学大学院農学生命科学研究科へ進学し、保全生物学を専攻(博士課程中退)。平成14年、環境コンサルタント会社に入社。(財)水資源協会、(公)地球環境戦略研究機関での勤務を経て、現在は環境アセスメントやJICA等の海外環境調査などに従事。技術士(環境分野:環境影響評価、建設部門:建設環境)、生物分類技能検定1級(鳥類)。千代田区在住。