<前のページ>
ノカンゾウ 2016.6.25
小平市内の」玉川上水右岸(南側)にある自生野草観察ゾーン(以下、観察ゾーン)では、ノカンゾウが増え小群落になっているところもあります。暗い雑木を背景にオレンジ色が目立ちました。
ヤブカンゾウ 2016.7.1
ヤブカンゾウの花は八重で、ノカンゾウと比べると少しごちゃごちゃした感じです。観察ゾーンでは歩道に沿ってたくさんの花が見られ、咲きごろには一見山裾を歩いている気分になります。
ヤブミョウガ 2016.7.1
林内でふつうに見られます。梅雨時の雨に、濡れた葉が光りなかなか風情があります。秋には濃い青紫に熟した可愛い果実も楽しみです。ミョウガの名がついていますがツユクサの仲間です。
チダケサシ 2016.7.1
今年も咲いてくれました。年々少なくなるようで危惧していましたが、新たな場所でも見られるようになりました。淡紅色のきれいな花です。東京都の絶滅危惧種です。
オオバギボウシ 2016.7.8
長い柄の大きな葉と長い花茎、全体に大柄で、撮るのが難しい花です。川面に向いて咲く花の全容を望遠レンズで撮りました。ツボミのうちは淡紫を帯びていますが、開くとほとんど白色です。
アキノタムラソウ 2016.7.8
段状に輪生する青紫色の花は上水路ではふつうに見られます。花の形を、大きな口を開けたカバが並んでいるようだと記載した図鑑がありました。今度ルーペを持って確かめてみます。10月中旬まで見ることができます。
スベリヒユ 2016.7.10
上水周辺の畑地の縁で地を這って咲いています。畑の雑草として嫌われていますが、小さいけど鮮やかな黄色い花は可愛らしいです。園芸種のマツバボタンと同じ仲間です。
ヤマユリ 2016.7.10
大輪の白い花は女王様の風格を感じます。上水の法面に咲くこのヤマユリは、茎が水面に向けて湾曲していたため、花の美しさを存分に見せてくれました。対岸から望遠レンズで撮りました。
ミズタマソウ 2016.7.10
ごく小さな白い花です。長く突き出した雌しべ、雄しべとハート型の花びら、緑のガクなどの形はなかなか凝っています。白い毛が密生し水玉のように見える果実が名の由来です。
ノコギリクワガタ 2016.7.8
子ども達に人気の大型の甲虫類は上水路では随分少なくなったようです。歩く足元にノコギリクワガタの頭部だけが落ちていました。鳥の餌食になったのでしょうか、でも上水路にまだいることが確認できました。
ハラアカヤドリハキリバチ 2016.7.8
イヌゴマの花にハチが来ていました。赤い腹と紺色に透ける羽を持ったおしゃれなハチです。このハチは同類のオオハキリバチの巣に産卵し育ててもらう労働寄生をするそうです。虫たちの世界も油断は禁物ですね。
カブトムシ 2016.7.8
カブトムシはクワガタと比べれば見かけることが多いです。夜間に懐中電灯を持って探している親子も見かけます。近年、樹液を出すクヌギ(樹液酒場)が減ったように思います。大木になり過ぎたためでしょうか。
キスゲフクレアブラムシとナミテントウ 2016.7.8
ノカンゾウの花の花茎に付いているたくさんのアブラムシが気になっていました。ルーペで透すとアブラムシを天敵のテントウムシが食べている最中でした。でも食べ方はゆっくりで駆除には役立ちそうにありません。
クロウリハムシ 2016.7.10
頭と腹がオレンジ色、翅はつやがある黒色、メリハリがきいた可愛い虫です。でも幼虫、成虫共にウリ科の植物を好むため、農家とっては害虫です、花後のカラスウリにとまっていました。
アオメアブ 2016.7.10
アブのうち肉食性のムシヒキアブの仲間で3cm程もあります。金色~緑色に光る大きな複眼、毛むくじゃらの顔、獰猛な感じです。捕らえコガネムシの首筋に太い口吻を刺して体液を吸っていました。