みず道探訪

~水と緑のつながりを求めて~

第1回 神田川上流編

写真と文は加藤嘉六さん

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井の頭公園から善福寺川合流地点(中野区)まで、2014年6月4日「ちむくい」のメンバーを中心に4名で歩いて、体感しました。(写真の一部は2001年撮影もあります)

神田川の起点から水源の井の頭池を振り返る。2001年3月撮影

起点近くのせせらぎで遊ぶ子供たち

井の頭線三鷹台駅手前、左岸にあるやや寂しげな親水テラス


三面張りの川底には自然を演出するしつらえが、ところどころ出現する

神田川沿い、久我山駅前のビルにかかる看板

久我山と富士見ヶ丘間の段丘面の緑


護岸の丸い穴のようなところから流れ出る水が、浅間橋から導かれた玉川上水の水。高井戸駅たもと、左上の橋は環八

塚山公園(縄文時代住居跡)から神田川を挟んで対岸を見ている。手前の住宅辺りは戦後も神田川に沿う水田地帯であった。奥の高台は浜田山駅方面。2001年撮影

洪水を貯める「神田川、環状7号線地下調整池」の取水部分


神田川(奥)と善福寺川(手前)の合流地点(丸ノ内線中野富士見町駅下流)。なかなか感動的な場所ですが、川沿いのコンクリート塀が高く、その気にならないと目にすることが出来ません


井の頭公園から下流、井の頭通りとクロスする辺りまでは段丘面に緑が多く残っています。また、遊歩道に面する家々の庭の緑や桜並木が続き、散歩を楽しんでいる人を多く見かけました。